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【レビュー】“こだわり”のリサイタル・シリーズ
リスボンの情熱とため息 ニコラウ・デ・フィゲイレド(チェンバロ)  目白聖公会

「神業」。今日の演奏はまさにこの一言である。

スカルラッティを始めとし、ソナタを13曲(うちソナタとメヌエット4曲を含む)をチェンバロで演奏したニコラウ・デ・フィゲイレド。演奏序盤からすでに溢れんばかりの熱気でもって聴衆を引き込んでいく。指揮者でもあるニコラウは、途中で指揮を取ったり、求める音によって顔の表情が豊かに変化していったりと、それらの動作がまことに自然で、そしてすべてが彼の音楽だった。まるで体と楽器が一体化したようなその演奏は、作曲家が舞い降りてきたのではないかと思わせるほどきらびやかで生き生きとしていた。

今回のプログラムは、同じ調を並べていたり、同主調(例:ホ長調とホ短調)で揃えてみたりと、興味深い構成になっている。そして見事な音の「色」の変化。彼の生み出す音は実に豊富な色を創り出す。後半、スカルラッティの3曲を同じニ長調で並べたニコラウ。ソナタと一言でいえど曲の規模はさまざまであり、速度の異なる曲をそろえることで、大きくひとつの曲のような効果を演出した。繰り返しを伴う曲においては、1回目はシンプルに、2回目はフレーズや音色など自分の感じるがままを音にのせて聴衆に届けた。名人芸とも言うべき難しい旋律も、手の自然な動きを生かした流動的な演奏で弾ききり、聴衆の魂を揺さぶった。

鳴り止まぬ拍手に2曲のアンコールで応えたニコラウの表情は、晴れ晴れとしていた。


※アンコール1曲目:ダングルベール作曲『シャンボニエール氏の墓』
  アンコール2曲目:ソレル作曲「ファンタンゴ」

(カナエル)
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by mejilog2007 | 2007-06-15 03:26 | コンサートレビュー
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