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【レビュー】リクレアツィオン・ダルカディア
常軌を逸したカプリッチョ?
~ファリナ氏と巡るヨーロッパの旅~


2001年に結成されたリクレアツィオン・ダルカディアの音は、アンサンブルの楽しさであふれている。16日のコンサートは、「バ・ロック(挑戦的)」と言える音楽史上初の試みを集めており、イタリア・バロック音楽の新しい顔を見せてくれた。

チェンバロ&オルガンの渡邊を、ヴァイオリンの松永・山口(ヴィオラも兼任)・渡邉さとみ(ゲスト)と、チェロの懸田が囲む。彼らの音楽は、曲の分析がしっかりなされた底辺の上に成り立っており、たとえ知らない曲でもすんなりと受け入れることができる。同じ旋律が楽器を変えて次々に表れてくるときなど、次の相手にメロディーをふわりと受け渡してゆく様がよくわかる。同じ音楽を共有していると幸福感に包まれていて、その大きな空間の中でひとりひとりが自由に主張したり寄り添ったりと漂っている感が聴いていて心地よい。

この日の最後には、ファリーナのカプリッチョ・ストラヴァガンテ(常軌を逸したカプリッチョ)を演奏した。この曲は、バラエティに富んだ音の表現が記されている。「にゃ~お」という鳴き声を真似たネコや、するどく速いピッチカートではスペインのギターを再現、弦を弓の木部で叩くという手法まで飛び出す始末。遊び心満載で音の可能性を追求した作品であった。会場から笑いや驚きを誘ったほど、彼らは弦楽器と鍵盤楽器だけでより本物に近い音色を再現していた。古い音楽という概念を取り払った夜となった。

(カナエル)
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by mejilog2007 | 2007-06-19 01:47 | コンサートレビュー
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